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祖母 [◇日常(以下日記)]

今日の日記は、独り言のような、回想のような・・
ものなので、スルーしてくださいね~v(*'-^*)b♪

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11/26に、祖母が永眠いたしました。享年92歳。年を見ると、大往生です。
田舎に帰り、祖母の顔をみた瞬間 思わず出た言葉は、
「!・・・・笑ってる!」でした。
ものすごく幸せそうに笑っていて、頬もツヤツヤしていました。

人は・・
たくさんの出逢いがあり、そして、その数だけ別れがあるもの。
分かってはいるけど、別れる事は・・・
とても・・とても・・辛いものです。

特に・・
自分にとって、たくさんの影響を与えてくれた人との別れは
格別に・・・。

祖母は、戦争を生き抜いてきた世代です。
父を始め、4人の子を抱えて、気丈に頑張ってきました。
祖母の若い頃の話はあまり知りませんが、
色紙と和紙を使った千切り絵の絵画がいくつも残っています。^^
私や父が、絵が好きなのは、家系なのかな~と思うと、ちょっぴり嬉しかったり。^^
20年ほど前から、痴呆を患っていました。
最初は物忘れから始まった痴呆ですが、だんだんと、一緒に住んでいる家族の
名前も出てこなくなるように。
そのうち、10年ほど前からは、毎日会っている家族でも、
「この人は知ってる、この人は・・・誰やったかいなぁ・・」
これを毎日繰り返すようになり、自分の息子・娘も、分からなくなり、
最後は簡単な物の名前も分からなくなり、言葉も全て失って、
「喋る」「考える」という事も忘れていきました。

去年の春。
長年連れ添った祖父が亡くなりました。
何も分からなくなっている祖母だけど、おじいちゃんのお葬式に出してやりたい・・と、
家族と一緒に葬儀に参列。
幼い頃から兄弟みたいに育ってきたおばちゃんが大阪から駆けつけ、
声をかけた時、祖母がわずかに反応しました。
「じいちゃんの葬式やで。死んだんやで」との言葉に、祖母の目に涙が。

人を愛するって、こんなにも胸の奥に焼き付けることが出来るんだ・・と。
また改めて、悲しくもあり愛しくもあり切なくもあり・・侘しくもありました。

92歳でとても長生きですが、人の母です。
父は、長男でしたが、年の離れた弟に家を任せ10代で家を出、一人大阪へ。
それからずっと大阪で住んでいます。

父が結婚してからは、毎年のように家族で里帰りしましたが、
母恋しい日も、幾度となくあったことでしょう・・。
こらえきれず、何度も何度も涙していました。
(私は言うまでもなく・・終始泣きっぱなし(〃^∇^)o_彡☆あははははっ)

喪主を務めた父ですが、骨壷を離そうとせず、
大事に大事に持っていた姿が忘れられません。。

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祖父の時もそうでしたが、父は、祖母が亡くなる前にお見舞いに
行ってます。
車で休憩なしで4時間ほどかかる場所なのですが、
虫の知らせ・・・なのでしょうか。
祖父も祖母も、父が帰ってくるのを待っていたかのように、
次の日に息を引き取りました。

(鳥取の風車)

大切な人との別れ。
だいぶ前ですが、フラッ・・・と訪れたブログ先で見たプロモーションビデオを
思い出しました。
『大切な人と、明日別れがあると分かっていたら、愛していることを伝えたい・・』

心が凍ってしまったような・・
ただ、ただ、虚無感が漂い・・
悲しいのか辛いのかさえも、何も感じない・・

それでも、一日一日過ぎていき・・

今はまだ、何も考えられませんが、少したてば元気になると信じて。
元気な振りは、いつしか本当の元気に変わっていく・・と信じて。

『ただ、愛していることを伝えたい・・』 


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あじポン

チャッピーさん>ご訪問、ナイス、ありがとうございました。^^
by あじポン (2007-12-06 21:14) 

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